《オーストラリア》457ビザの廃止とそれに代わる新しい “Temporary Skill Shortage” ビザ

《オーストラリア》457ビザの廃止とそれに代わる新しい “Temporary Skill Shortage” ビザ

先月4月18日の話になりますが、オーストラリアのマルコム・ターンブル首相が、ビジネスビザである457ビザの廃止と、それに代わる新しいビザの発表を行いました。

457ビジネスビザ廃止の理由ですが、オーストラリア人の雇用を優先するためです。

ただでさえオーストラリアは失業率が高め(5〜6%くらい)なので、オーストラリア外からの人材が、オーストラリア人の仕事を奪ってしまわないようにするという流れは普通だろうと思いますが、457ビザを含めた移住計画を立てていた人にとっては、衝撃的な変更だと思います。

今後どのように変わっていくのか見ていきましょう。

Temporary Work (Skilled) visa (subclass 457)

まずは457ビザについてですが、企業にスポンサーとなってもらうことで、オーストラリアでの就業可能となるビザです。

最長4年間勤務することができ、状況によっては、企業がスポンサーとなって永住権を申請することも可能です。

その他、取得に際し下記が必要となります。

  1. 必要な資格および職務経験
  2. 英語力の証明(IELTSなど)
  3. 今までに不法滞在などのビザ上のトラブルがないこと
  4. 健康上問題がないこと

私もお世話になったビザで、取得した際の話を少し書いていますので、興味のある方はご覧ください。

《オーストラリア》オーストラリアで就職するために一番重要なビザ(457ビザ本編)

注意)2017年4月18日にマルコム・ターンブル首相から、457ビザは2018年3月までに完全廃止されることが発表されました。代わりに、2種類のTemporary Skil…

Temporary Skills Shortage (TSS) visa

次に、457ビジネスビザが廃止された後に設定されるビザについて見ていきましょう。

Temporary Skills Shortage(TSS) ビザというものになることが決まっています。

このTSSビザですが、2つの種類に分かれます。

Short-Term stream

1つ目は、Short-term stream(短期ストリーム)というもので、最長2年間発給を受けることができます。

取得可能な職種に関しては、Short-term Skilled Occupation List(STSOL)によります。

こちらのビザは永住権には結びつかないようです。

Medium-Term stream

2つ目は、Medium-term stream(中期ストリーム)というもので、最長4年間発給を受けることができます。

取得可能な職種に関しては、Medium-term Skilled Occupation List(MTSOL)によります。

こちらのビザに関しては、はっきりとは分かっていませんが、取得要件を厳格化する動きを取っているようです。

457ビジネスビザと何が違うか

2017年4月19日付けで、対象職種が、約650から約450まで減らされています。

削除された職種は下記を参照してください。

http://www.border.gov.au/Trav/Work/Work/Skills-assessment-and-assessing-authorities/skilled-occupations-lists/removed-skilled-occupations

また、ファストフード業界で働いている人には、基本的にビザを発給しないとのことです。

その他、無犯罪証明書の提出も求めるようです。

ちなみに、現在457ビザを保持している人には直接的な影響は出ないとのことですが、ATO (Australian Taxation Office)と連携して、現457ホルダーの収入、納税額の調査を行なっていく計画のようです。

雇用主と従業員との間の給与関係の契約が守られているかチェックするということですね。

最後に

2018年3月には、現在のシステムから新しいシステムへ完全移行する計画のようですが、まだ不確定の部分が多くあり、更新情報を常にチェックしていく必要がありますね。

こちらの記事も、情報が更新され次第、随時アップデートしていきます。

 

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